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アンリ・ヴェルヌイユ監督の『冬の猿』を国内盤DVD(東北新社盤)で観た感想です。
『UN SINGE EN HIVER』(62年)
監督:アンリ・ヴェルヌイユ
原作:アントワーヌ・ブロンダン
脚色:フランソワ・ボワイエ
台詞:ミシェル・オーディアール
撮影:ルイ・パージュ
音楽:ミシェル・マーニュ
出演:ジャン・ギャバン、ジャン=ポール・ベルモンド、シュザンヌ・フロン、ガブリエル・ドルジア、ポール・フランクール
2度目の鑑賞。
ずっと観直したかった作品の一つ。
意外にもギャバン、ベルモンド唯一の共演作となった作品で、この二人が出ているせいでしょうか、たまに、“フィルム・ノワール”に分類されることもある作品ですが、実際は全くそういった要素は感じられず、同じアンリ・ヴェルヌイユ監督の『ヘッドライト』(55)あたりと共通するような、いかにもフランス映画らしい風情のあるいい作品だと思います。
ストーリー的には特にどうってことないのですが、なんといっても主演の二人が素晴らしい。
二人の酔っ払いぶりも最高で、とにかく彼らの一挙手一投足が魅力的な作品です。
ギャバンもこの作品でのベルモンドの演技を絶賛していたらしく、二人の共演がこの作品だけになってしまったのは意外でもあり、また、いかにも残念な気がします。
また、ギャバンの妻役のシュザンヌ・フロンも魅力的で素晴らしい。
舞台となった冬のノルマンディーの海辺の風景も印象的。
ミシェル・マーニュの音楽も印象的ですし、さり気ないラストも好み。
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マサヤ
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男性
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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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