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マックス・オフュルス監督の『魅せられて』を国内盤DVD(紀伊国屋レーベル)で観た感想。

Caught』(49年)
監督:マックス・オフュルス
脚本:アーサー・ローレンツ
撮影:リー・ガームス
音楽:フレデリック・ホランダー
出演:ジェームズ・メイスン、バーバラ・ベル・ゲデス、ロバート・ライアン、フランク・ファーガソン、ナタリー・シェイファー

初見。
マックス・オフュルス監督のアメリカ時代の作品で、フィルム・ノワールのジャンルに分けられることの多い作品ですが、ストーリー的にはメロドラマ色が強く、それほどノワール色の強い作品とは思えません。
映像的には確かにノワール色を強く感じさせる作品ではありますが…。

ヒロインのバーバラ・ベル・ゲデスは最初全然魅力的に見えなかったのですが、ストーリーが進むにつれ不思議と魅力的に見えてきました。
また、ジェームズ・メイスンがいかにも彼らしい誠実な役柄を演じており印象的です。

ロバート・ライアンの役柄はハワード・ヒューズがモデルと言われているようで、解説などでは“偏執狂的”と評されているようですが、私にはそれほど特殊には見えませんでしたね。
それは私がもしかしたら“偏執狂的”だからなのでしょうか…。

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マサヤ
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男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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