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今月刊行されたばかりの本『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』(山田宏一著、和田誠・絵、装丁、ワイズ出版)を購入しました。
ちょうど『軽蔑』のところまで読んだところです。
題名の通り、アンナ・カリーナが主演した時代のゴダール作品(『勝手にしやがれ』から『ウィークエンド』まで)が取り上げられている本ですが、アンナ・カリーナの主演作以外の作品も含めて論じられているのが特徴。
よって、『カラビニエ』『軽蔑』『男性・女性』『中国女』といったようなアンナ・カリーナが主演していないゴダール作品も取り上げられています。
個人的には、今さらゴダール?という思いも正直ありましたし、税込2940円という、決して安くはない価格に躊躇したのは確かなのですが、冒頭のアンナ・カリーナのインタビューを読み始めてすぐに、この本は全然高くない!と感じましたね。
それくらい面白いし、作品論の内容も大変な労作。
ゴダール作品はしばらく観ていませんが、また観直したくなりました。
中には驚くべき新事実?も。
アルベルト・モラヴィア原作の『侮蔑』は、ゴダール監督、ミシェル・ピコリ、ブリジット・バルドー主演で『軽蔑』として映画化されましたが(63年)、ゴダールが監督に決まる前はジャン=ピエール・メルヴィル監督がジャン=ポール・ベルモンド、ジャンヌ・モロー主演で映画化する予定があったということです。
また、ゴダールは初めはフランク・シナトラ、キム・ノヴァク主演で撮りたかったのだとか…。
他にも初めて知る事実が多々あり、この先読み進めるのが楽しみな本です。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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