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フリッツ・ラング監督の『扉の影の秘密』を国内盤DVD(紀伊国屋レーベル)にて観た感想。
『SECRET BEYOND THE DOOR』(48年)
監督:フリッツ・ラング
脚本:シルヴィア・リチャーズ
撮影:スタンリー・コルテス
音楽:ミクロス・ローザ
出演:ジョーン・ベネット、マイケル・レッドグレーヴ、アン・リヴェール、バーバラ・オニール、ナタリー・シェイファー、ポール・キャヴァナー
ジョーン・ベネットが主演した4本のラング作品のうちの1本で、ヒッチコックの『レベッカ』とかジョージ・キューカーの『ガス燈』とかいった作品を髣髴とさせるニューロティック・サスペンス。
スタンリー・コルテスの撮影、ミクロス・ローザの音楽とスタッフも強力で、後年の作品に比べればラングとしてはまだまだ気合の入った演出を感じさせる作品だが、脚本的にはかなり唐突な印象は否めない。
しかし、演出力や登場人物のアクの強さによって一気に観せきってしまうパワーは大したものではある。
サイコ・スリラー的要素も強い作品なので、ジョーン・ベネットがもっとか弱いイメージの女優だったらさらにコワい作品になっていたかもしれないが、これはない物ねだりか。
これがハリウッド・デビューとなったマイケル・レッドグレーヴが好演。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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