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エリック・ロメール監督の『シュザンヌの生き方』を国内盤DVD(紀伊国屋書店)で観た感想です。
『LA CARRIERE DE SUZANNE』(63年)
監督:エリック・ロメール
脚本:エリック・ロメール
撮影:ダニエル・ラカンブル
出演:カトリーヌ・セー、フィリップ・ブーゼン、クリスチャン・シャリエール
52分という中篇作品です。
ロメール監督の『六つの教訓物語』の第二話で、製作はバルベ・シュレデールの『レ・フィルム・デュ・ロザンシュ』。
名作然としたところのないシンプルな作品ですが、個人的にもとても好きな作品です。
ストーリーは、先日紹介したクロード・シャブロル監督の『いとこ同志』を心なしか思い起こさせる内容で、若い男二人の友情関係と、シュザンヌという女性の微妙な関係が描かれています。
タイトルとなっているシュザンヌが主役ではなく、ベルトランという男性が事実上の主人公です。
出演者たちも、出演作はほとんどこの作品のみ、という素人同然の俳優たちですが、かえって、そこがヌーヴェル・ヴァーグ的な新鮮さを感じさせます。
内容的には、あまり深い作品というわけではありませんが、シュザンヌ役のカトリーヌ・セーが妙に魅力的ですし、男優二人もいい。
『モンソーのパン屋の女の子』同様のパリのロケ撮影も大変魅力的。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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