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小津安二郎監督『東京暮色』を国内盤DVDで観た感想。
『東京暮色』(57年)
監督:小津安二郎
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
音楽:斎藤高順
出演:原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴、高橋貞二、田浦正巳、杉村春子、山村聡
初見。
山田五十鈴唯一の小津映画出演作であり、以前から観たかった作品。
140分に及ぶ大作で、小津らしからぬ悲劇的色彩の濃い作品である。
そのせいか、ファンの間でも賛否分かれているようだが、個人的には好きな作品だった。
大変見ごたえのある、名シーンだらけの力作ではないだろうか。
明子役はもともと岸恵子のために書かれた役だというが、実際に演じた有馬稲子も可憐で魅力的。
というか、これは有馬稲子で良かったと思う。
『珍々軒』主人の藤原釜足、婦人科医の三好栄子といったあたりも味があって良い。
欠点といえば、原節子が山田五十鈴の娘に見えない点くらいか。
もっとも、笠智衆と山田五十鈴が夫婦というのも現実感ないが…。
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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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