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森一生監督の『ある殺し屋の鍵』をDVDで観た感想。
『ある殺し屋の鍵』(67年)
監督:森一生
原作:藤原審爾
脚本:小滝光郎
撮影:宮川一夫
音楽:鏑木創
出演:市川雷蔵、西村晃、佐藤友美、山形勲、中谷一郎、金内吉男、内田朝雄
初見。
同じく森一生監督、市川雷蔵主演の『ある殺し屋』(67)の続編にあたる作品。
第1作の『ある殺し屋』は随分前に観ましたが、かなり面白かった記憶があります。
市川雷蔵はなんといっても時代劇が最高ですが、こういった現代劇もいいです。
メイクの関係で顔立ちが若干地味に見えることは否定できませんが、かえって顔立ちのノーブルさ(?)が引き立つと感じるのは私だけでしょうか。
このシリーズで雷蔵演じている新田という“殺し屋”の役柄は、奇しくも同じ年に撮られたジャン=ピエール・メルヴィル監督の『サムライ』(67)でのアラン・ドロン演じるニヒルな殺し屋のキャラクターを思わせ、事実、ストーリー的にもこの作品は『サムライ』に近いものを感じます。
正直なところ、第1作の『ある殺し屋』に比べて、この作品は質的に若干落ちる気がしますが、雷蔵が日舞の師範という役柄なのが面白く、また、西村晃、佐藤友美といったキャストも良かったので十分合格点の出来映えだと思います。
また、鏑木創の音楽も良かったですし、名匠宮川一夫のキャメラがさすがの素晴らしさです。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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