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ジェラール・ピレス監督の『ヘルバスター 避暑地の異常な夜』を国内盤DVDで観た感想。
『L' AGRESSION』(75年)
監督:ジェラール・ピレス
脚本:ジョン・ブエル、ジャン=パトリック・マンシェット、ジェラール・ピレス
撮影:シルヴァーノ・イッポリティ
音楽:ロベルト・シャルルボア
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、カトリーヌ・ドヌーヴ、クロード・ブラッスール、レオノーラ・ファニ、ダニエル・オートゥイユ
初見。
ジャン=ルイ・トランティニャンとカトリーヌ・ドヌーヴの珍しい共演作。
名優二人によるクライム・サスペンスということで期待は高かったのだが、映画はお世辞にも傑作とはいいがたい。
なんとなく全体的に70年代っぽい独特の弛緩した雰囲気が流れていて、それ自体嫌ではないが、ところどころ飛躍のある脚本にどうも問題があるようだ。
簡単に言えば家族を殺された男の復讐劇で、面白い映画だとも言えなくもないのだが、いろいろな意味でかなり“ヘン”な映画で、よくもまあ大物二人が出る気になったものだと驚いてしまう。
もちろん、トランティニャンもまだ老けていないし、この時期のドヌーヴはある意味60年代よりも美しく魅力的である。(ヌードシーンもあり)
しかし、クロード・ブラッスールの演技と存在感にさすがの二人も喰われてしまっていると言えなくもない映画だ。(そういえば、ダニエル・オートゥイユはどこに出ていたのだろう?)
DVDの画質は良好。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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