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アンソニー・マン監督の『T メン』を国内盤DVD(ブロードウェイ)で観た感想。
『T-MEN』(47年)
監督:アンソニー・マン
脚本:ジョン・C・ヒギンズ
撮影:ジョン・オルトン
音楽:ポール・ソーテル
出演:デニス・オキーフ、アルフレッド・ライダー、メアリー・ミード
初見。
以前から観ることを熱望していたアンソニー・マン監督のフィルム・ノワールだが、期待に違わぬ面白さで2回観た。
『Tメン』とは“Treasury Men”、金融がらみの財務省捜査官のことだという。
二人組の捜査官が身分を偽り、マフィアの偽札作りの組織に侵入捜査する過程がセミ・ドキュメンタリー・タッチで描かれている。
それにしても、これほどまでにフィルム・ノワールらしい作品を観たのは久々な気がする。
画面の暗さ(DVDの画質の悪さではない)によって醸し出される緊張感が凄いのだ。
“照明の魔術師”と呼ばれた撮影のジョン・オルトンの作り出す“闇”の魅惑である。
ストーリーもこの手のものとしては分かりやすい方で、無駄のないスピーディーな展開が心地良い。
キャストも皆いい。
有名な人は出ていないが、捜査官側も、マフィア側もいかにもそれらしい雰囲気、面構えなのが何よりである。
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マサヤ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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