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TOHOシネマズシャンテで開催されているゴダール映画祭2010で『右側に気をつけろ』を観てきました。
『右側に気をつけろ』『SOIGNE TA DROITE』(87年)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
音楽:レ・リタ・ミツコ
出演:ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・ペリエ、ジャック・ヴィルレ、ジェーン・バーキン
たぶん初見。
もしかしたら以前DVDで観たかもしれない。(『勝手に逃げろ/人生』あたりと混同しているかも)
それはともかく、これは傑作。
もちろんこの時代のゴダール映画だから、ストーリーを追う映画ではない。
が、例によっての映像の洪水、音の洪水、言葉の洪水…が只ならぬ密度の濃さと説得力を備えており、その充実ぶりは60年代の諸作にも劣らない。
名優フランソワ・ペリエ(『サムライ』『仁義』)、ジェーン・バーキンら有名俳優も出演しているが、出番は多くなく、役柄もよくわからない。
本筋?と並行する形でレ・リタ・ミツコの音楽が制作されてゆく過程が捉えられているが、その音楽の魅力で飽きさせない。
結局、今回のゴダール映画祭で観れた作品は『フォーエヴァー・モーツァルト』と『右側に気をつけろ』の2本だけでしたが、80年代以降のゴダール映画の面白さを再認識した感があり、個人的にはその点が大きな収穫。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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