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ウォルター・ヒル監督の『ザ・ドライバー』を国内盤DVD(是空)で観た感想。
78年のアメリカ映画だが、メルヴィル『サムライ』からの影響を受けた作品とのことだったので、以前から興味のある映画だった。
なるほど、映画冒頭から『サムライ』そっくりの展開(笑)。
ここまで似ていると微笑ましくなる。
ただし、似ているのは最初の15分程度。
実際のところ、これは刑事モノ、カー・アクションモノとしてかなりの出来栄えであり、フィルム・ノワールの傑作に入れてもおかしくない作品である。
なんといっても、ライアン・オニール演じる”ドライバー”の存在感、キャラクターが、ポーカーフェイスを通しながらも、どことなく人間味を感じさせて魅力的である。
ライアン・オニールの映画はあまり観ていないが、イメージ的にここまでノワール系の映画にはまるとは正直意外だった。
次にイザベル・アジャーニ。
彼女がアメリカ映画に出ているのを観るのはもしかしたら初めてかもしれない。
謎のクール・ビューティー系の存在感がこの手のストーリーにピタリとはまっている。
やはり無表情を通す役柄だが、かえって美貌が引立つ。
刑事役のブルース・ダーンのどこかコミカルなキャラクターも、部下の刑事たちの反応も含めて実に映画的で面白い。
全体としてハードボイルドな雰囲気が魅力的であり、カー・アクションはCGなどない時代だけあってかなりの迫力。
ただし、ラストの意味が私は最初よく分からなかった。
その前からじっくりと観直してようやく意味が分かった(たぶん)。
HDリマスターを謳っているDVD(是空)が安かったこともあって買ったのだが、画質が良くない。
近年出たブルーレイの方は画質の評判が良いようなので、そちらの方を買った方が良かったようだ。
78年のアメリカ映画だが、メルヴィル『サムライ』からの影響を受けた作品とのことだったので、以前から興味のある映画だった。
なるほど、映画冒頭から『サムライ』そっくりの展開(笑)。
ここまで似ていると微笑ましくなる。
ただし、似ているのは最初の15分程度。
実際のところ、これは刑事モノ、カー・アクションモノとしてかなりの出来栄えであり、フィルム・ノワールの傑作に入れてもおかしくない作品である。
なんといっても、ライアン・オニール演じる”ドライバー”の存在感、キャラクターが、ポーカーフェイスを通しながらも、どことなく人間味を感じさせて魅力的である。
ライアン・オニールの映画はあまり観ていないが、イメージ的にここまでノワール系の映画にはまるとは正直意外だった。
次にイザベル・アジャーニ。
彼女がアメリカ映画に出ているのを観るのはもしかしたら初めてかもしれない。
謎のクール・ビューティー系の存在感がこの手のストーリーにピタリとはまっている。
やはり無表情を通す役柄だが、かえって美貌が引立つ。
刑事役のブルース・ダーンのどこかコミカルなキャラクターも、部下の刑事たちの反応も含めて実に映画的で面白い。
全体としてハードボイルドな雰囲気が魅力的であり、カー・アクションはCGなどない時代だけあってかなりの迫力。
ただし、ラストの意味が私は最初よく分からなかった。
その前からじっくりと観直してようやく意味が分かった(たぶん)。
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近年出たブルーレイの方は画質の評判が良いようなので、そちらの方を買った方が良かったようだ。
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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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