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アンソニー・マン監督の『高い標的』を国内盤DVD(ブロードウェイ)で観た感想。

The Tall Target』(51年)
脚本:ジョージ・ワーシング・イエーツ
撮影:ポール・フォーゲル
出演:ディック・パウエル、アドルフ・マンジュー、ポーラ・レイモンド

傑作
ボルティモアでのリンカーン暗殺計画を未然に防いだ実際の事件を基にした作品で、大統領就任直前のリンカーンの暗殺を防ぐために孤軍奮闘する警官の姿が描かれている。
映画のほとんどがボルティモアに向かう寝台列車の中での出来事が描かれており、ある種の密室劇の様相を呈しているが、それだけに映画全体を貫く緊張感が半端ない。
警官役(名前がケネディ!)のディック・パウエルが渋い存在感を発揮している。

ところで、この映画はもともとジョゼフ・ロージーが監督の予定だったが、なんらかの事情でマンが代理で監督を引き受けたものらしい。
しかし、映画を観る限り、代役といった雰囲気は全く感じられず、ところどころにいかにもマンらしい演出が垣間見えるのが素晴らしい。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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