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今回のパリ旅行にて撮影した画像を紹介します。
いずれも『仁義』の宝石強盗の舞台となったヴァンドーム広場近辺で撮影したものです。
左の画像は、ヴァンドーム広場より1本北東のダニエル・カサノヴァ通りです。
『仁義』ではアラン・ドロンとジャン・マリア・ヴォロンテがモーブッサン宝石店に乗り込む前に(私の推測では)この辺りに車を停めます。
折を見て車から降りた二人は、この通りに面した入り口から入り、迷路のような道を辿りながら、モーブッサン宝石店の屋上へと出るわけです。
宝石強盗後、イヴ・モンタンはその車に乗り込んで、二人の待つヴァンドーム広場へと車を走らせることになります。
次にヴァンドーム広場の北側に位置するボシェロン宝石店です。
モーブッサン同様、ここもやはり現存するショップで、『仁義』ではイヴ・モンタンが午前3時の待ち合わせ時間前にこの店の前を通り過ぎるシーンがあります。
その“トボトボ”とした歩き方がなんともいえない味があって印象的であり、個人的にもとても好きなシーンです。
そして、舞台となったモーブッサン宝石店ですが、現在ではどうもショップの規模が映画当時よりも小さくなっているようで、撮影当時モーブッサンだったところが現在では一部ヴァン・クリーフ&アーぺルになっているようです。
ちょうどヴァンドーム広場の北東の角より若干北寄りに当たる部分です。
そして、たまたま見つけることができたのですが、その部分に『仁義』でイヴ・モンタンが宝石店の下見、そして犯行のために入ったと思われる入り口が今でも残っていました。
画像の右側に見える部分が映画と同様、管理人室です。
この入り口は、ヴァンドーム広場に直接面しているわけではなく、広場側の入り口から入って、さらにその奥にこの入り口があります。
よって、非常に見つけにくいところにここはありました。
残念ながら中に入ることは叶いませんでしたが、この入り口が映画の舞台となったことはほぼ間違いないと思います。
最後に、昼間に写したヴァンドーム広場の画像です。
ちょうどモーブッサン宝石店方面から撮りました。
頂上に立つナポレオン像の、右手後方側からになります。
ちょうど画像の右側に有名なホテル・リッツがあり、老舗宝石店が軒を連ねる、パリでも有数の美しさと豪華さを誇る広場です。
夜の美しさも格別ですが、昼のそれもまた見事なものです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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