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ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『地の果てを行く』を国内盤DVDで観た感想です。
最近どういうわけか、ジャン・ギャバンの出演作をよく観ていますが、この作品もそうです。

image151.gifLa Bandera』(35年)
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
原作:ピエール・マッコルラン
脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ、シャルル・スパーク
撮影:ジュール・クリュージェ
音楽:ジャン・ウィネル、ロラン・マニュエル
出演:ジャン・ギャバン、アナベラ、ロベール・ル・ヴィガン、ガストン・モド、レイモン・アイモ、ピエール・ルノワール

この作品、一年前くらいにレンタルビデオで観ましたが、その時はいろいろバタバタしていてレビューを書けませんでした。
今回、国内盤DVD(ジュネス企画)をレンタルしたので、再び観た次第です。
画質はあまり変わりない印象でしたが…(笑)。

ストーリーはといいますと、パリにて殺人事件を起こしてしまったジャン・ギャバン演じる主人公が、スペインに逃げ渡り、そこで身を隠すために外人部隊に入隊。
その後モロッコへと渡り、現地の女性と結婚するが、パリの事件を追ってしつこく付きまとう男の影に悩まされる…という内容。

とにかく映画のテンポが良いです。
製作年代から映像的には古さは否めませんが、内容は充分楽しめました。
外人部隊の描写もなかなか迫力がありますし、なんというか、ストーリー展開に無駄がないんですよね。

image150.gifそして、やはりジャン・ギャバンの魅力です。
先日観た『シシリアン』のような年老いてからの魅力も大したものですが、やはり若い頃の魅力は格別です。
ただ、『巴里祭』、『北ホテル』などでも知られるアナベラがモロッコの現地人らしいエキゾチックな扮装をしていますが、色黒のメイクが今観ると、かなりツライ。
あれでは、なにもアナベラでなくてもよい感じで、彼女のせっかくの良さが消えてしまっているような気がします。

あと、この映画は脇役が充実していますね。
ギャバンにしつこくつきまとうリュカを演じるロベール・ル・ヴィガンは表情が気味悪いくらいで存在感がありますし、ギャバンの友人ミュロを演じたレイモン・アイモ、隊長役を演じたピエール・ルノワールもいい味を出していました。
この時代のフランス映画の作品にことごとく出演している印象のガストン・モドも兵士役で出ています。

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アンリ・ヴェルヌイユ監督の『シシリアン』を国内盤DVDで観た感想です。

image148.gifLE CLAN DES SICILIENS』 (69年)
監督:アンリ・ヴェルヌイユ
原作:オーギュスト・ル・ブルトン
脚本:ジョゼ・ジョヴァンニ、アンリ・ヴェルヌイユ、ピエール・ペルグリ
撮影:アンリ・ドカ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、イリナ・デミック

この作品、以前観た時はレンタル・ビデオでしたが、それはオリジナルのフランス語音声だったような気がします。(確信なし)
今回観た国内盤DVDは、オリジナルのフランス語音声ではなく、英語音声なので、ギャバン、ドロン、ヴァンチュラが英語でセリフをしゃべるという妙なことになっています。
この作品のDVDは、DVD化以前から切望していましたが、発売前に英語音声であることが分かったのでしばらく買う気になりませんでした。(当DVDには日本語の吹き替えも収録されていますが、未聴です)
先日、某中古店で安く売られていたのでようやく購入しましたが、英語音声であることは分かっているので、その点をできる限り気にしないように、期待半分で観始めました。

とはいえ、観始めると、やはり英語には違和感があります。
英語音声であることにとりわけ違和感が強いのはリノ・ヴァンチュラです。
声も明らかに別人の吹き替えでしょう。
ヴァンチュラのあの渋い声が聞けないのは残念です。
ギャバンの英語は別人かどうか判断がつかないくらい本人に近い声で、ヴァンチュラほどの違和感は感じません。
ドロンの英語はおそらく本人でしょう。
実際、ギャバンとドロンはハリウッド映画に出ていた経験がありますから、本人の英語であっても不思議ではありません。

と、いきなり作品の内容、ストーリーよりも音声に関することばかり書き連ねてしまいましたが、このフランス三大スターが揃った唯一の大作が英語音声というのは、どうしても納得いかないからです。
ただ、英語のセリフに口の動きがよく合っているようにも感じましたので、英語での配給をもともと念頭に置いて撮影されたのかもしれません。
アメリカ資本が入った映画なので(20世紀フォックス配給)、この点は仕方なかったのかもしれません。
作品の面白さは改めて言うまでもありませんし、国内盤DVDの画質もとてもキレイでしたから、フランス語音声にこだわらない方にはこのDVDは自信を持ってオススメできます。

image149.gifフレンチ・ノワールを代表する三人の名優が出演したこの映画の原作者は、あの『男の争い』(ジュールス・ダッシン監督)の原作者であり、メルヴィルの『賭博師ボブ』の台詞も担当していた、あのオーギュスト・ル・ブルトン
脚本にはジョゼ・ジョヴァンニが加わり、また、撮影にアンリ・ドカというフレンチ・ノワールを支えた豪華なスタッフが揃っています。
事実、フィルム・ノワールの大作との世評も高い作品ですが、改めて観ますと、フィルム・ノワール的な雰囲気や緊張感は希薄に感じます。
夜の場面がほとんどないせいでしょうか。
もっとも、脚本を担当した(共同)ジョゼ・ジョヴァンニは、監督のアンリ・ヴェルヌイユが勝手に脚本を変えてしまうので、大いに不満だったそうです。
そのことで20世紀フォックスを通じて抗議したが、受け入れられなかったとのこと。
エンニオ・モリコーネの音楽もアクション映画風で、ノワール的ではありません。
ただ、これはこれで映画にはよく合っており、音楽そのものも魅力的です。(私はサントラCDも持ってます)

豪華なメンツが揃ったキャストでは、アラン・ドロンの二枚目ぶりが際立っています。
髪を振り乱してのアクションシーンの数々は大きな見もの。
リノ・ヴァンチュラ演じる刑事の禁煙のエピソードは、ユーモラスなタッチを作品に加えています。
そして、この二人を向こうにまわしても、ジャン・ギャバンの重厚な存在感はやはり凄い。
旧友のトニーと空港で待ち合わせするシーンや、二つに破ったお札が一致するエピソードなど、印象的でした。
ギャバンとヴァンチュラによるラストシーンはいかにもフランス映画的で堪能できましたが、名優三人並び立つ場面が一つもないのは、やはり残念です。

他には、ジャンヌ役のイリナ・デミックの色気や下世話な感じも良かったですし、メルヴィルの『リスボン特急』で冒頭の銀行強盗のシーンで行員に撃たれるギャングを演じていたアンドレ・プッスが、『シシリアン』では偽造パスポート用のカメラマン役で出ています。(ヴァンチュラに殴られる役)
あと、『サムライ』のピアニスト役だったカティ・ロジェが、この作品では、NYのドロンの部屋に飾られた大きなポスターにて登場しています。
そのポスター自体はストーリーとは何の脈絡もないので、ドロンが絡んでいる点からも、『サムライ』へのオマージュと受け取れないこともありませんが、どうなのでしょうか。

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『殺意の瞬間』を国内盤DVDで観た感想です。

image146.gifVOICI LE TEMPS DES ASSASSINS』 (55年)
監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
脚本:C・ドラ、P・A・ブレアル
撮影:アルマン・ティラール
音楽:ジャン・ウィエネル
出演:ジャン・ギャバン、ダニエル・ドロルム、リュシエンヌ・ボガエル、ジェラール・ブラン、ジェルメーヌ・ケルジャン

これはすごい作品だと思う。
といっても、傑作とか名作とかいう表現はちょっと似合わない。
そういうには何かが足りない気がするが、切羽詰った人間の情念とその行動、そして、それを映像作品として組み立ててゆく職人的手腕に圧倒される。
この作品は、デュヴィヴィエの戦後の監督作『埋れた青春』(54)、『自殺への契約書』(59)、『めんどりの肉』(63)などにも共通して見られる愛憎劇だが、知らず知らずのうちにストーリーにずっぽりと惹き込まれてしまう。
その分、好悪が分かれる作品かもしれないが、その濃厚な味わいは絶品である。

f13b3a0a.gif悪女ものとかファム・ファタールものとか言われる作品は数多いが、個人的に、この作品のカトリーヌほど許しがたいキャラクターも珍しい。
何故かというと、男同士の友情関係を、自らの目的のために、嘘の積み重ねで崩壊させてしまうからだ。(これ以上はネタバレになるので自粛)
結果、映画を観終わっても、どこかスッキリしない、後味の悪さが残る。
それくらい、観ている最中、あのキャラクターに怒り心頭だったのだ。

ある意味、そこまで映画に乗せられていたということ。
実際、カトリーヌ役のダニエル・ドロルムも、あのギャバン相手にすごい演技をしている。
映画後半の河辺のシーンでのジェラール・ブランとのシーンは名演である。

そのジェラール・ブランも素晴らしい。
クロード・シャブロルの『美しきセルジュ』、『いとこ同志』、フランソワ・トリュフォーの『あこがれ』など、ヌーヴェル・ヴァーグのスターでもあった彼だが、この映画は55年の作品で、それらの作品よりも以前に撮影されたものである。
しかし、もしかしたら、私はこの役の彼が一番好きかもしれない。
役柄も魅力的なのだが、一つ一つの表情の演技が実に上手い。

もちろん、ジャン・ギャバンの存在感と演技については言うまでもないだろう。
とりわけ、怒りを抑えた演技が見事だ。

あと、カトリーヌの母ガブリエルを演じるリュシエンヌ・ボガエル、また、アンドレの老母役のジェルメーヌ・ケルジャン、二人の怪演ぶりもまたすごい。

IVCから出ているDVDで観たが、画質はこのメーカーのものとしてはかなりマシなものである。
これは意外であった。

私もたまに買う月刊誌『GQ JAPAN』最新号アラン・ドロンに関する記事が4ページ載っていました。
この号は22日に発売されたばかりで、私は立ち読みしただけでまだ買ってないのですが、とりあえずお知らせします。(明日にでも買う予定です)

ざっと読んだ感じですと、その記事はドロン氏の出演作『若者のすべて』や『ボルサリーノ』、『地下室のメロディー』などの紹介を通じてドロン氏の俳優としての魅力を語っています。
とりわけ、ファッションに重きを置く雑誌ゆえ、ドロン氏のファッションに関する部分に重点を置いて紹介しているのが興味深いところでした。

そして、その記事には『サムライ』も紹介されています。
今回の『GQ JAPAN』最新号自体がトレンチコート特集号ということもあって、『サムライ』でドロン氏が着用したトレンチコートがアクアスキュータム製であることが言及されていました。

その記事には、“この映画でドロンが着たトレンチはアクアスキュータムのものであると言われる”というような内容のことが書いてあるのですが、私が知る限り、公の場でそのことが語られているのは初耳なので驚きました。
1ccbb688.jpegもしや、このブログを参考にしてませんか…?するわけないか。
私が過去に書いた『サムライ』のトレンチに関する記事

写真も大きく掲載され、それは、ちょうどジェフ・コステロが車を盗むために通りに出たところの写真ですが、写真が裏焼きのまま紹介されているのがなんとも残念です。
ファッションに言及するなら、裏焼きはまずいと思うんですが…。
ボタンと穴の位置、帽子のリボンの結び目なども左右逆になるわけですからね。
まぁ、国内盤DVD『サムライ』のパッケージ写真(下部)も裏焼きですが…。(非常に似ていますが、雑誌で使われた写真とは別のものです)

それでも、ドロン氏の輝かしい業績が改めて再評価されたり、『サムライ』やメルヴィルに関する記事がこういった雑誌に出ることはとても嬉しいことです。

以前から観たいと思っていたクロード・ソーテ監督の『夕なぎ』を国内盤DVDで観た感想です。

image145.gifCESAR ET ROSALIE』(72年)
監督:クロード・ソーテ
脚本:クロード・ソーテ、ジャン=ルー・ダバディ
撮影:ジャン・ボフェティ
音楽:フィリップ・サルド
出演:ロミー・シュナイダー、イヴ・モンタン、サミー・フレイ

原題は『セザールとロザリー』。
イヴ・モンタン演じるセザールと、ロミー・シュナイダー演じるロザリーのことですが、『夕なぎ』という、この邦題もなかなかの名邦題ではないでしょうか。

内容は、大人の恋愛模様を描いた映画で、いかにもこの時期のフランス映画らしい作品といえるでしょう。
クロード・ソーテ監督の作品は、以前観た『友情』もそうでしたが、ごく一般的なフランスの中流家庭の人々の悲喜こもごもを魅力的に描いています。
これ見よがしの芸術性とか作家性は感じさせないものの、人物描写がとても丁寧で、安心して観ていられる監督だと思います。
初期の監督作『墓場なき野郎ども』(傑作!)のような犯罪映画を後年撮らなくなったのは個人的には残念なのですが、この『夕なぎ』や『友情』のような作品における登場人物に注がれる視線の暖かさには、どこか小津っぽい雰囲気を感じるといったら言い過ぎでしょうか。

この映画では、男女の三角関係を描いていますが、一番ヒステリックなのが、一番年長のイヴ・モンタンのセザールというのが面白いところ。
ある意味、どうしようもないところのある男なのですが、人間味溢れる人柄をモンタンがイキイキと演じているので観ていて気持ちがよく、役柄に対する嫌悪感を感じさせません。

もう一人、ロミー・シュナイダー演じるロザリーの元彼であるダヴィッド役で出ているのがサミー・フレイ
他の出演作では、個人的にゴダールの『はなればなれに』くらいしか印象のないサミー・フレイですが、この作品の役柄はどことなく自分勝手で、しかも皮肉な役柄なので、あまり感情移入できない感じ。
役柄のせいもありますが、ほとんどの人がモンタンの方に感情移入して観てしまうのではないでしょうか。

image144.gifヒロインのロミー・シュナイダーは、言うまでもなく美しい女優ですが、冷たさよりも、どこか温かさを感じさせる女優なので、クロード・ソーテの作風との相性も良く、役柄にもとても合っています。
それでいて、一人で生きるシングルマザーという自立した強い女性のイメージを演じることにも成功しています。
これは当時としてはとても新鮮に映ったのではないでしょうか。
彼女は、70年代にクロード・ソーテ監督と組んだ作品が他にもあるようなので、もっとDVD化して欲しいものです。
ちなみに、個人的にロミー・シュナイダーで一番好きなのは、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ルートヴィヒ』(72)でのエリザベート役なのですが。

クロード・ソーテと長らくコンビを組んでいた作曲家フィリップ・サルドは、この映画でもやはりいいです。
シンセを使ったサウンドにはちょっと時代を感じるものの、その(ある意味)古臭さがなんともいえない魅力ですね。

国内盤DVDの画質も良好でした。

51mushKKl0L.jpg昨日13日は、『リスボン特急』の国内初となるDVDの発売日でした。
買われた方はいらっしゃいますか?
私はもちろん勇んで購入した次第です。

本来であれば、こういった商品は12日には店頭に置かれていますから、私も12日に購入予定でしたが、いろいろ事情が許さず、13日に。
仕事の都合で新宿のヨドバシカメラに行ったのは閉店間際の夜10時近く。
しかし、どこをどう見ても見つからず。
店員さんに尋ねたら丁寧に調べてくれたのですが、『今日発売でしたが、売り切れました』とのお話!
残念というより、一ファンとして、嬉しい気持ちの方が大きかったかもです。

その話を聞いて、以前の『影の軍隊』のユニバーサル盤DVDが速攻で売り切れたことを思い出し、どうしても今日中に欲しくなり、ちょっと足を伸ばして新宿のタワーレコードへ。

そこにはまだ2枚ばかり店頭に在庫がありましたので、無事購入できたのでした。

さきほどまで映画の冒頭の20分ほどをパソコンで観たのですが、画質はまず問題ないと思います。
PAL盤のようなので(まだUS盤との比較はしていませんので未確認)、波の音のピッチが少々高く感じられる気がしましたが、普通はまず気づかない範囲でしょう。

トンデモ字幕がお家芸となっているユニバーサル盤ということで、発売前から不安だった字幕は、実際のところ、いかにも直訳調で、こなれた感じがあまりないです。
不安が的中した格好ですが、VHSビデオの字幕では意図がよく伝わらなかったところが、このDVDの字幕で伝わってきていると思われる部分もあります。(ジャン・ドサイーの登場場面など)

あと、パッケージのタイトルが、原題の『Un Flic』ではなく、『DIRTY MONEY』とアメリカ版タイトルになっているのは残念ですね。
とりあえず、全篇を観てから、このDVDをまた改めて検証してみたいと思います。

ピーター・ブルック監督の『雨のしのび逢い』を国内盤DVDで観た感想です。

image143.gifMODERATO CANTABILE』(60年)
監督:ピーター・ブルック
原作:マルグリット・デュラス
脚本:ジエラール・ジャルロ
撮影:アルマン・ティラール 
音楽:アントニオ・ディアベリ
出演:ジャンヌ・モロー、ジャン=ポール・ベルモンド

邦題はかなり謎。
雨の降る、そんな場面はないからです。
原題は「普通の速さで歌うように」という音楽的な意味で、映画冒頭で、ジャンヌ・モローの子供がピアノのレッスンで繰り返し言わされますが、実際に映画を観終わると、なんとも意味深なタイトルであるということが分かってきます。

内容はかなり地味。
簡単に言えば、ある小さな港町を舞台にした工場長婦人と、その工場で働く若者の不倫劇ですが、これといったドラマチックはシーンはほとんどないので、観ていて眠気を催す人も多いかもしれません。
しかし、じっくりと見せてくれる魅力のある映画です。

ピーター・ブルックは舞台演出で有名な人とのことですが、この映画では、絵画のように美しい映像が次々と現れ、映像に対する感覚でも確かな美意識を持っていると感心させられます。
男女二人の惹かれ合う様子や、双方が何を求めているのかが、一見分かりやすいようで意外と分かりにくいのですが、かえって、そのことがこの作品の奥深さを物語っているのかもしれません。

メルヴィルの『モラン神父』(61年)もそうでしたが、この時期のジャン=ポール・ベルモンドのナイーヴな感性を湛えた演技は素晴らしい。
そして、それ以上に素晴らしい演技を示しているのがジャンヌ・モローであり、彼女の容姿の美しさという意味でもピーク時と言えるかも。
彼女はこの作品でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞。

子供のピアノのレッスンのシーンや、ところどころで流れる音楽の作曲者は、ベートーヴェンの『ディアベッリの主題による変奏曲』で有名な、ディアベッリ
作曲家だったんですね…知りませんでした。

国内盤DVDの画質は良好です。

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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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