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渋谷シアター・イメージフォーラムで開催されている『映画の國名作選Ⅱ クロード・シャブロル未公開傑作選』より『悪の華』を観た感想。(公式サイト)
『La fleur du mal』(2003年)
監督・脚色・台詞:クロード・シャブロル
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:マチュー・シャブロル
出演:ナタリー・バイ、ブノワ・マジメル、シュザンヌ・フロン、ベルナール・ル・コク、メラニー・ドュテ
初見。
シャブロル自身のオリジナル脚本だというが、これも傑作。
まずオープニングが素晴らしい。
そこからラストに至るまで息苦しくなるような緊張感が持続する。
家系図が必要なくらい人物関係に分かりにくいところがあるが、内容の面白さの前ではほとんど気にならないから不思議。
この物語の実質的な主役は老婆役のシュザンヌ・フロン。
ジャン・ギャバンと夫婦役を演じた『冬の猿』(62)等印象に残っている女優だが、もともと老け顔?だったせいとはいえ、顔の印象が全く変わらないのは驚異。
それにしてもナタリー・バイはいい年の取り方をしてるなぁ。
トリュフォー作品やゴダール作品に出ていた若い頃よりもキレイなんじゃないか。
マチュー・シャブロルの音楽は、まるで『肉屋』(69)のそれのようだ。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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