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市川崑監督の『細雪』を国内盤DVDで観た感想。
監督:市川崑
原作:谷崎潤一郎
脚本:日高真也、市川崑
撮影:長谷川清
音楽:大川新之助、渡辺俊幸
出演:岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、伊丹十三、石坂浩二、岸部一徳、桂小米朝、江本孟紀
初見。
谷崎の原作を読んだのはもう20年以上昔になるので、内容はてんで覚えていない。
よって、一映画としての感想…。
女優陣、美術、衣装、風景の美しさが魅力的な良い作品なのだが、いくつか気になった点が。
まず音楽(オンブラマイフ)がシンセサイザー?で演奏されるのに違和感を感じた。
ストリングスだったら違和感も感じないはずだが…
長女役の岸恵子が演技も存在感も素晴らしいが、どうしてもこの四姉妹との違和感を感じた。
特に次女役の佐久間良子とどうしても姉妹に見えない。
やっぱり顔立ちが西欧風なのである。
もともとこの長女役は山本富士子にオファーが行ったらしい。
この頃の山本富士子だったら文句なかったろうに…。
もちろん、そんな事情で急なオファーだったという岸恵子本人に責任はないが。
それにしても、この映画の吉永小百合は美しすぎて反則スレスレ?だ。
足を出すシーンは(あれだけなのに)ヘタなヌード写真よりもよっぽどエロい。
古手川祐子は普通の出来。
伊丹十三は文句なし。
その抑えた演技は素晴らしかった。
石坂浩二はいいが、ラストの演技が疑問。
それにしても、江本孟紀は…
今度6月にクライテリオンからブルーレイが出る。
日本のメーカーこそ出すべきだろう…
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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