忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アンリ・ドコワン監督の『真夜中まで』(49年)を国内盤DVDで観た感想。

これも『フィルム・ノワール  ベスト・セレクション フランス映画篇 DVD-BOX1』の中の一篇。
映画の舞台はほとんどが深夜で、画面は常に暗い。
ニコラ・エイエ(『マンハッタンの二人の男』『いぬ』)の光と影を活かしたキャメラが凄く、まさしくフィルム・ノワールと言いたくなるような暗黒映画だ。

ストーリーも大変面白い。
殺されたギャングの男に自分が瓜二つだったことから、刑事がギャングに成りすまして殺人事件の真相を探るという、いかにも映画的なストーリーだが、複数の女性たちを絡めて物語がどのように進むか見通せないところがかえって興味深く、惹きつけられる。

刑事役のルイ・ジューヴェは一人で映画を引っぱり、さすがの存在感である。
ヒロイン役のマドレーヌ・ロバンソンが美しい。

DVDの画質もまずまずといったところ。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[819] [818] [822] [802] [808] [815] [816] [814] [813] [812] [811]
テンプレ作った人:おみそ
今すぐブログ始めるなら:[PR]

PR:忍者ブログ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
カテゴリー
最新コメント
[04/14 マサヤ@管理人]
[04/10 mon]
[11/07 マサヤ@管理人]
[11/06 mon]
カウンター
忍者AdMax
NINJA TOOLS
アーカイブ