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リー・コニッツのインタビュー集『リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡』が発売になりました。

コニッツに関する本が日本で出ること自体、本当に珍しいことですが、なんと500ページを超えるインタビュー集が登場しました。
中身も相当に濃く、かなりの読み応えのありそうな本です。

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雑誌「メンズプレシャス」2015年11月号でメルヴィルの『サムライ』が紹介されています。

ご存知の通り、この雑誌では『サムライ』が紹介されることがたびたびあります。
例によってほんの少しですが、今回はトレンチコートの特集ページに掲載されています。

待望の『フィルム・ノワール ベスト・コレクション フランス映画篇 DVD-BOX2』が12月4日に発売になります。

気になる内容ですが、私も観たことのある作品や知っている作品がほぼ皆無です。
タイトルを手がかりにいろいろ調べてみたのですが、海外のサイトまで調べないとほとんど情報が出てきません。
既発売のDVD-BOX1に比べても、かなり渋いセレクトになっているようです。

以下、現時点で分かる範囲の情報を記載しておきます。

●「ラインの処女号」(53年)監督ジル・グランジェ、主演ジャン・ギャバン
●「アリバイ」(不明)
●「」(不明、当然ロバート・ワイズ監督の名作とは別作品と思われる)
●「家の中の見知らぬもの」(42年)原作シムノン、監督アンリ・ドコワン、脚本クルーゾー、主演ライム
●「乗馬練習場」(50年)監督イヴ・アレグレ、主演ベルトラン・ブリエ、シモーヌ・シニョレ
●「偽りの果て」(45年)監督アンリ・ドコワン、主演ミシェル・シモン
●「セシールは死んだ」(44年)原作シムノン 監督モーリス・トゥルヌール、主演アルベール・プレジャン
●「レミー・コーション/毒の影」主演エディ・コンスタンティーヌ

9月30日に発売になった松田聖子SACDTinker Bell』。

9月25~27日に国際フォーラムで行われた東京インターナショナルオーディオショウで限定枚数が発売されたり、ステレオサウンドのサイト上でも発売日に限定枚数が発売されたらしいのだが、いずれも短時間のうちに完売となったようだ。

オーディオショウでは『Tinker Bell』目当ての聖子ファンが朝早くから並んだり、ステレオサウンドのサイトに注文が殺到してサーバーが落ちたり(?)と、一枚のSACDを巡ってかなりの狂騒があったらしい。

かくいう私はというと、オーディオユニオン新宿店で予約していたので、何の苦労もなく無事に購入することができた。
正直言うと、本当に購入できるのかどうか若干の不安があったのだが、発売日前日には入荷の連絡があり、発売日当日に無事に入手することができた。
全くオーディオユニオン様々である。

さっそく『Tinker Bell』を同時発売となった『Canary』ともども何回か聴いているが、気のせいか『Tinker Bell』の方がSACDの恩恵をより受けているように感じられる。
とにかく聖子さんのヴォーカルの生々しさが半端ない!
例えば『いそしぎの島』、『不思議な少年』、『Sleeping Beauty』といったメディアムテンポの曲ほどそれは印象的である。

サウンドの違いなのかなんなのか、『密林少女』とか『時間の国のアリス』といったアップテンポの曲もこれまで聴いていたよりずっと魅力的に聴こえる。
時間の国のアリス』なんて、発売当初から個人的に微妙な曲だったが、今回SACDで聴いてこんなにいい曲だったのかと改めて痛感している次第。

ティンカー・ベル』というアルバムは1984年の発売時から聴いているわけだが、個人的に発売当初から微妙なアルバムという印象だった。
前作『Canary』の大人っぽい印象がとても気に入っていた私には、ファンタジー路線に転換したこのアルバムは正直に言うと期待外れであったのだ。
ジャケットもそれほど好きではない(今も)。

ところが、今回のSACDを聴いて、こんなに良いアルバムだったのかと大いに見直しているところ。
アルバム『Silhouette~シルエット~』においても、SACDを聴いてから同じような印象の変化があったが、今回も同様の経験をしているところである。
今回入手できなかった方々にはまことに申し訳ないが、このSACDは本当にいい出来栄えだと思う。

ちなみに、ステレオサウンドのサイト上ではすでに次回10月30日発売予定の聖子さんのSACD『Windy Shadow』『The 9th Wave』の予約が始まっている。
私はさっそく2枚とも予約したが、今回の『Tinker Bell』のような事態がいつ起こらないとも限らない。
気になる方は早めに予約するべきだろう。

Amazonに注文していた『海の沈黙』『マンハッタンの二人の男Blu-ray ツインパックが届きました。
まだ一本通して観る時間は取れていませんが、既発DVDと比べつつ画質チェックだけしてみました。

海の沈黙』の方が古い作品のせいか、さすがにブルーレイ化の恩恵を受けており、明らかに画質が違います。
マンハッタンの二人の男』は既発DVD自体がかなりの高画質だったせいか、それほど大きな変化は感じません。
アメリカ盤ブルーレイとも比べてみましたが、画質はアメリカ盤とほぼ同じ。
したがって、今度の国内盤ブルーレイが画質が落ちるというわけではありません。

あと、2作品とも画面比率が同じスタンダード・サイズながら既発DVDとは異なりました。
また改めてチェックした上、サイトの方でも紹介したいと思います。

既報の通り、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の初期の傑作『海の沈黙』『マンハッタンの二人の男』の国内盤Blu-rayがついに発売されました。(DVDも同時発売)

メルヴィルの国内盤DVDはいまやかなりの数が発売されていますが、国内盤Blu-rayが発売されるのは今回が初めてとなります。
私にもAmazonから商品発送のメールが届いていますので、明日には受け取れるはずです。
(右画像は2作品のBlu-ray ツインパックのパッケージ)

以前も書きましたが、この2作品ともすでに以前紀伊国屋書店から高画質のDVDが発売済みであり、amazonを利用すればいずれも入手は容易ですので、DVDの再発売の意義はそれほどあるとは思えませんが、やはりBlu-rayの画質には大いに期待したいですね。
個人的には『マンハッタンの二人の男』がBlu-rayで観られるのは本当に楽しみです。

ジャック・ドゥミ監督の『シェルブールの雨傘 デジタル・リマスター版』が9月26日(土)~10月2日(金)、YEBISU GARDEN CINEMAにて1週間限定で公開されます。
(『シェルブールの雨傘』について以前書いた記事

一日一回の上映で、時間が毎日異なりますので注意が必要です。

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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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