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ジャン・ルノワール監督の『素晴らしき放浪者』を国内盤DVD(紀伊国屋レーベル)で観た感想。
『BOUDU SAUVE DES EAUX』(32年)
監督・脚本:ジャン・ルノワール
撮影:マルセル・リュシアン
音楽:ラファエル、ヨハン・シュトラウス
出演:ミシェル・シモン、シャルル・グランバル、マルセル・エイニア、セヴェリーヌ・レルシンスカ、ジャン・ダステ
初見。
これも32年製作という古さを全くと言ってよいほど感じさせない作品で、ジャン・ルノワール監督作品らしい大らかさがなんとも魅力的な作品である。
ひとえに主人公の浮浪者のブーデュを演じたミシェル・シモンの演技力と持ち味に負うところ大であるが、それだけに、この役柄を良しとするか否かがこの作品の好悪に大きく影響するかもしれない。
私は好きだが。
映像的には、水の描写がいかにもルノワール的で、映画のアクセントになっているように思われる。
セーヌ河沿いをミシェル・シモンが歩く場面、河に飛び込んだミシェル・シモンをシャルル・グランバルが助ける場面など、どこがどうということもないが、魅力的なシークエンスとなっている。
ミシェル・シモン以外のキャストもシャルル・グランバル始めなかなか良く、時間があったら是非もう一度観たい作品だ。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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