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ルネ・クレール監督の『眠るパリ』を国内盤DVDで観た感想。
紀伊国屋書店版DVD『巴里の屋根の下』の特典映像として収録されており、約35分。
ルネ・クレール監督の処女作で1923年のサイレント映画だが、なかなか面白い。
エッフェル塔の上で撮ったシーンが途中あるが、どうやって撮ったのか不思議なくらいで、高所恐怖症の人には恐ろしいシーンの連続。(スクリーンプロセスか?)
必ずしもそうでない私が観ても怖い。
画質は良好で1923年の映画とは思えないくらい。
音楽も良い。
紀伊国屋書店版DVD『巴里の屋根の下』の特典映像として収録されており、約35分。
ルネ・クレール監督の処女作で1923年のサイレント映画だが、なかなか面白い。
エッフェル塔の上で撮ったシーンが途中あるが、どうやって撮ったのか不思議なくらいで、高所恐怖症の人には恐ろしいシーンの連続。(スクリーンプロセスか?)
必ずしもそうでない私が観ても怖い。
画質は良好で1923年の映画とは思えないくらい。
音楽も良い。
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ルネ・クレール監督の『巴里の屋根の下』を国内盤DVD(紀伊国屋書店)で観た感想。
ルネ・クレールのトーキー第一作。
久々に再見したが、いかにも良き時代のフランス映画といった風情のある映画である。
サイレント期から活動しているルネ・クレールらしく、サイレント映画の手法がまだ色濃く残っているが、今観るとそれが絶妙な味わいを作品にもたらしている。
ヒロインのポーラ・イルリの、どこかルイーズ・ブルックスを思わせるような眼力と容姿、色気が魅力的。
30年代のフランス映画に無くてはならない存在であるガストン・モドが敵役を見事に演じている。
この映画は廉価DVDでも多く出ているが、できることなら是非紀伊国屋盤DVDで観て欲しい。
クライテリオン盤マスターを使用しているとのことで、1930年の映画とは思えないほど画質が鮮明である。
ルネ・クレールのトーキー第一作。
久々に再見したが、いかにも良き時代のフランス映画といった風情のある映画である。
サイレント期から活動しているルネ・クレールらしく、サイレント映画の手法がまだ色濃く残っているが、今観るとそれが絶妙な味わいを作品にもたらしている。
ヒロインのポーラ・イルリの、どこかルイーズ・ブルックスを思わせるような眼力と容姿、色気が魅力的。
30年代のフランス映画に無くてはならない存在であるガストン・モドが敵役を見事に演じている。
この映画は廉価DVDでも多く出ているが、できることなら是非紀伊国屋盤DVDで観て欲しい。
クライテリオン盤マスターを使用しているとのことで、1930年の映画とは思えないほど画質が鮮明である。
ルネ・クレール監督の『リラの門』を国内盤DVD(紀伊国屋書店)で観た感想。
『PORTE DES LILAS』(57年)
監督・脚本:ルネ・クレール
撮影:ロベール・ルフェーヴル
音楽:ジャック・メテアン
出演:ピエール・ブラッスール、ジョルジュ・ブラッサンス、アンリ・ヴィダル、ダニー・カレル、レーモン・ビュシエール
なぜか前回この映画を観た時の感想を書いていないが、以前観た時もしみじみとしたいい映画だと思った。
今回再見して改めて感銘を受けたが、なんというか、いかにもフランス映画を観たという満足感の味わえる作品である。
もちろん、『天井桟敷の人々』や『大いなる幻影』といったフランス映画の大傑作と比べると見劣りはするだろうが、こちらの方が好きだという人がいても少しもおかしくないと思う。
それくらい魅力的な作品である。
なんといっても、ピエール・ブラッスールとジョルジュ・ブラッサンスのコンビが絶妙。
ピエール・ブラッスールは先日観た『霧の波止場』にも出ていて、それから20年近くの時が経ち、同一人物とは思えないほど太ってしまっている。
しかし、それによって独特の愛嬌が出ており、この映画では無二の存在感を放っている。
ジョルジュ・ブラッサンスはシャンソン歌手としてフランスでは伝説的な存在だが、この映画を観る限り演技も上手い。
ところどころでギターを紡ぎながら歌われる歌もさすがに味わい深い。
ビストロの娘役のダニー・カレルはちょっとフランソワーズ・アルヌールを思わせる雰囲気がある。
アルヌールよりも小柄だと思うが、胸の形までそっくりだ。
犯罪者役のアンリ・ヴィダルはなんとミシェル・モルガンと結婚していたが、この映画の二年後、40歳で若死したという。
紀伊国屋書店から出ているDVDで観たが、画質はとても良い。
『PORTE DES LILAS』(57年)
監督・脚本:ルネ・クレール
撮影:ロベール・ルフェーヴル
音楽:ジャック・メテアン
出演:ピエール・ブラッスール、ジョルジュ・ブラッサンス、アンリ・ヴィダル、ダニー・カレル、レーモン・ビュシエール
なぜか前回この映画を観た時の感想を書いていないが、以前観た時もしみじみとしたいい映画だと思った。
今回再見して改めて感銘を受けたが、なんというか、いかにもフランス映画を観たという満足感の味わえる作品である。
もちろん、『天井桟敷の人々』や『大いなる幻影』といったフランス映画の大傑作と比べると見劣りはするだろうが、こちらの方が好きだという人がいても少しもおかしくないと思う。
それくらい魅力的な作品である。
なんといっても、ピエール・ブラッスールとジョルジュ・ブラッサンスのコンビが絶妙。
ピエール・ブラッスールは先日観た『霧の波止場』にも出ていて、それから20年近くの時が経ち、同一人物とは思えないほど太ってしまっている。
しかし、それによって独特の愛嬌が出ており、この映画では無二の存在感を放っている。
ジョルジュ・ブラッサンスはシャンソン歌手としてフランスでは伝説的な存在だが、この映画を観る限り演技も上手い。
ところどころでギターを紡ぎながら歌われる歌もさすがに味わい深い。
ビストロの娘役のダニー・カレルはちょっとフランソワーズ・アルヌールを思わせる雰囲気がある。
アルヌールよりも小柄だと思うが、胸の形までそっくりだ。
犯罪者役のアンリ・ヴィダルはなんとミシェル・モルガンと結婚していたが、この映画の二年後、40歳で若死したという。
紀伊国屋書店から出ているDVDで観たが、画質はとても良い。
●『巴里祭』(32年、監督:ルネ・クレール、出演:アナベラ、ジョルジュ・リゴー、ポーラ・イルリ)
久々の再見。
名画という世評に期待しすぎるとはぐらかされるかもしれません。
今観るといかにもありがちなストーリーに感じてしまいますが、独特の情緒はやはりこの時代のフランス映画ならではと言ってよいのではないかと思います。
ヒロインのアナベラは文句無く可憐だし、相手役のジョルジュ・リゴーも清潔感があって嫌味がない。
『巴里の屋根の下』でヒロインを演じていたポーラ・イルリは、ここでも素敵。
紀伊国屋書店から出ている『ルネ・クレール DVD・BOX Ⅱ』のソフトで観ましたが、画質は大変良好でした。
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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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