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松田聖子のニューシングル『薔薇のように咲いて 桜のように散って』が9月21日に発売されます。

某ドラマの主題歌として数か月前からテレビでも流れていましたから、お聴きになった方も多いのではないでしょうか。
あのYOSHIKIに聖子さんが直にオファーしたというこの楽曲、ドラマの初回で初めて聴きましたが、ちょっと私の好みではないかなー、という印象でした。
よって、このブログでもあまり取り上げようという気にならなかったというのが正直なところだったのです。

私は普段テレビはほとんど観ないですし、ドラマの内容も相当アレでしたので、その後あまり聴く機会がなかったのですが、最近聴き直してみたら悪くないですね(笑)。
というか、かなり良い出来栄えなのではないでしょうか。
私もamazonに注文したCDが本日届く予定ですので、改めてCDで聴いて判断したいと思います。

ちなみに、CDは例によって初回盤A(DVD付)、初回盤B(ポスター付)、通常盤の3種類が発売されていますが、私は初回盤Aを買いました。
それにしても、通常盤初回盤Bのジャケット写真はもうちょっと何とかならんかったのかなー(苦笑)。



薔薇のように咲いて 桜のように散ってミュージックビデオ(Short Ver.)
聖子さんの白い肌が素晴らしい!!
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長らく国内盤DVDが廃盤、中古価格が高騰していたピエール・グラニエ=ドフェール監督の『離愁』が、いつの間にか”復刻シネマライブラリー”で再発されていたという嬉しいニュースです。

この映画も以前記事を書いていますが(リンク)、主演のジャン=ルイ・トランティニャンロミー・シュナイダーがあまりにも素晴らしいこの映画、この機会を逃しますとまたいつ廃盤の憂き目に逢うかもしれませんので、お持ちでない方には是非お早目のご購入をお勧め致します!

前回に引き続き『25th Anniversary Seiko Matsuda PREMIUM DVD BOX』から、『SWEET MEMORIES』、『瞳はダイアモンド』が大ヒットした直後、まさに絶頂期の83年末の武道館コンサートの映像記録。
確かこの年の年末にテレビでも特番で放送されました。
私も気合いを入れて録画したことを憶えています。

しかし、始まってすぐにガッカリしました
何故にって聖子さんのルックスがケバい
ウィッグ、衣装、メイク、どれも似合わない、まるで場末のキャバレーのホステスのような聖子さんの格好に大いに失望させられました。

途中から、少しはマシな格好にも変わりますが、その当時の歌番組等での聖子さんのルックスが大好きだっただけに、その落差に対するショックは子供心に大きかったです。
録画したビデオテープもあまり見なかったように思います。

今回、30年数年振りにこのコンサートの映像をきちんと見たのですが、あれから今まで散々ケバい聖子さんも見たし(笑)、免疫もあるのでさすがにあの時のようなショックはありません。
しかし、それでもやはり残念は残念です。
誰が考えたのか知りませんが、当時の聖子さんの魅力が映える演出をしてもらいたかったですね。(オープニングの『白いパラソル』の演出も謎)
当時失望した人は私以外にもたくさん居たと思うので。

肝心の歌はさすがにしっかり、安定しています。
最近の声と比べては悪いですが、本当にこの頃の声、歌は良い
声だけ聴いていたらリップシンクかと思ってしまうほど。
実際は『Rock'n'roll Good-bye』~『チェリーブラッサム』~『ロックンロール・デイドリーム』のメドレー3曲だけはダンスメインのせいかリップシンク。
この頃からやってたんですね。

アルバム『Canary』発売後ということもあって(私の一番好きなアルバムです)、タイトル曲『Canary』、『BITTER SWEET LOLLIPOPS』が良いですね。
特に後者はダンスしながらこの歌唱は大したもの。(ダンスそのものはあまりうまくないけど…)
個人的にはこのライヴの白眉と思います。

アンコールで歌われた『天国のキッス』、『SWEET MEMORIES』が涙で歌になっていないのはご愛嬌。

コスタ=ガヴラス監督の『Z』(69年)を再見。
この映画については以前記事を書いています。(リンク

最近、少々映画不感症気味で、DVDを観始めても途中でやめてしまったり、寝てしまったりと、観る機会が減りました。
こういう時は、文句なしに面白い映画を観るに限る!ということで観たのが『Z』というわけです。

今回再見して、改めて痛感しましたが、この映画の面白さは無類です
久しぶりに観たせいか結構細部を忘れているもので、かえって新鮮に観ることができました。

ざっとした感想は、以前書いた記事にほとんど書き尽くしている感じなのですが、やっぱり予審判事役のジャン=ルイ・トランティニャンが良過ぎますね。
彼が出ているシーンは、すべて名演技と言ってよいくらい素晴らしいです。
無表情一つで、あるいは、ちょっと表情を変えるだけでここまで魅せることができる演技力の凄さに圧倒されます。

また、この映画の豪華キャスティングにも改めて驚きますね。
イヴ・モンタン、イレーネ・パパス、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャック・ぺラン、フランソワ・ペリエ、ベルナール・フレッソン、シャルル・デネ、クロチルド・ジョアーノ、ピエール・デュ、ジュリアン・ギオマール、レナート・サルヴァトーリ、マルセル・ボズフィ・・・とイレーネ・パパスとレナート・サルヴァトーリ以外は当時のフランス映画のスターが揃った様は壮観としか言いようがなく、もうすべて印象的な役と言ってよいと思います。

長官役のピエール・デュ、次官役のジュリアン・ギオマールレナート・サルヴァトーリマルセル・ボズフィといった悪役連中のアクの強さが映画の面白さに多大な貢献をしています。
Z氏側でも、側近役のベルナール・フレッソンも良い味を出していますし、いくつかのトリュフォー作品で滑稽な役柄を演じているシャルル・デネが、ここではシリアスな役柄を見事に演じています。
また、シャブロルの『気のいい女たち』でのクール・ビューティーぶりが印象的だったクロチルド・ジョアーノが、こういった映画には意外なくらい良い収まり具合です。
映画の製作も担当したジャック・ぺランの新聞記者役も良かったですし、フランソワ・ペリエの貫禄、存在感の凄さは今さら言うまでもないでしょう。

前回私がこの映画の記事を書いたのが2008年で、その頃にはすでにDVDは廃盤になっていましたが、あれから8年たっても情けないことにいまだに廃盤のままです。(DVDのプレミアも上がっています)
そろそろいい加減ブルーレイあたり出てもいい頃だと思いますが、『告白』、『戒厳令』と続くモンタン三部作のこの冷遇ぶり、なんとかならないものでしょうか?

先日『25th Anniversary Seiko Matsuda PREMIUM DVD BOX』という松田聖子の13枚組のDVD BOXを購入した。
これは2005年に発売されたもので、80年代から90年代半ばぐらいまでの聖子さんの数多くのコンサート映像とミュージッククリップを収録したお宝DVD BOXである。
これまでも、主に90年代後半以降の聖子さんのDVD、ブルーレイをせっせと買い集めてきたが、このDVD BOXを入手したことにより、市販されている聖子さんのコンサート映像のほとんどを買い集めたことになる。
これを機に、聖子さんのコンサート映像の鑑賞記を残していきたいと思う

まずはこのDVD BOXに収録された最も古い映像である『ファンタスティック・コンサート レモンの季節』から。

1:メドレー(裸足の季節~青い珊瑚礁~風は秋色) 2:赤いスイートピー 3:いちご畑でつかまえて 4:チェリー・ブラッサム 5:夏の扉 6:白いパラソル 7:風立ちぬ 8:渚のバルコニー

これは、82年5月30日のNHKホールにおけるコンサートを収録した映像作品で、聖子さんのコンサートをまとまった形で記録した映像としては最も古いもののようだ。(80年と81年のコンサート映像が残っていないはずはないと思うのだが…)
当時ビデオテープでも発売されたせいか(私は当時観た記憶がない)、ところどころにいかにも80年代らしい映像処理がなされているが、これは全く不必要と思う。

時期としては『赤いスイートピー』に続いて『渚のバルコニー』が発売された頃であり、残念ながら、すでに聖子ちゃんカットではない。
収録時間は35分と、おそらくは実際のコンサートの半分にも満たない時間であり、印象としてはコンサートの抜粋版といった感じで、MCもほとんど無い、あっさりとした仕上がりである。
『渚のバルコニー』までの全シングルが歌われているほか、アルバムからは唯一『風立ちぬ』から『いちご畑でつかまえて』が歌われている。(これがまた絶品)

しかし、全体的に聖子さんの体調はあまり良さそうに見えない。
情報によれば、この頃体調不良によってコンサートが延期されたこともいくつかあったのだという。
ここでも聖子さんらしく、ずっと笑顔を絶やさないが、体調的にはかなりキツかったのではないだろうか。
珍しく汗もかなりかいている。
ルックス的にはまだどこか幼さも残っており、笑顔の可愛らしさといい、歌声の美しさといい、やはり天使としか言いようがない(笑)。

この時代の常としてすべて生歌だが、冒頭のデビューからのシングル3曲のメドレーとか、『白いパラソル』の後に間髪入れず『風立ちぬ』とか、いくら若い頃の聖子さんでも体調の悪い時にこのセットリストは無謀ではないかと思ってしまう。
それでも声は高い音程にしっかり届いているし、聞いていてさほど不安を感じさせないのはさすが。
聖子さんはまだキャンディボイスに移る前のデビュー時の声(中音のしっかりした声)を辛うじて保持している。

個人的な印象として、83年の武道館コンサートくらいから、演出、衣装、メイク等、どんどん派手になっていき、聖子さんのナチュラルなイメージが損なわれるケースが多くなったように思う。(テレビで放送されたのを観て子供心にガッカリした思い出がある)
その意味でも、アイドルらしい時代のコンサートの映像記録が残された意義は計り知れないほど大きいと思う。

フランシス・レイの映画音楽の業績を集めた決定版4枚組CDボックス『フランシス・レイ 映画音楽集成』が9月28日に発売されます。

フランシス・レイのサントラCDはこれまで数多く発売されていますが、今回のボックスは【ほとんどがオリジナル音源】、【フランシス・レイ本人の全面協力】という点がミソ。
また、【日本のみ発売楽曲の世界初CD化曲を収録】とのことですので、国内盤のみの発売なのではないかと思われます。

フランシス・レイのCDボックスといえば、今年の春に海外で7枚組CDボックス、その名も『Anthology』が発売されたばかりでした。
どちらにせよ、収録曲のリストを見るだけでもフランシス・レイの世界にどっぷり浸れそうな圧巻の内容と言えそうです。

それにしても、国内DVD化されていない60~70年代のフランス映画がいかに多いことか・・・。

ボブ・ディランのブートレッグ・シリーズ第12集『カッティング・エッジ1965-1966』をようやく聴いた。
6枚組と2枚組が出ているが、私が聴いたのは2枚組の『ザ・ベスト・オブ・カッティング・エッジ1965-1966』の方。

ディランのブートレッグ・シリーズはこれまですべて購入してきているし、とても気に入っているシリーズだから、今回も当然義務として買わなくてはいけないという強迫観念に駆られていたが、正直なところ、今回ばかりはどうも気が乗らなかった。
65年から66年という黄金期のディランとはいえ、同じ曲のバージョン違い(しかもデモ)を続けて聴かされるのは元来あまり楽しいものではないからである。
そういったことは、ジャンルは違うが、ジャズ、特にチャーリー・パーカーやバド・パウエルなどでもこれまで何度も経験してきている。

それに加え、近年のディランのブートレッグ・シリーズは、『ベースメント・テープス』にしろ、『アナザー・セルフ・ポートレイト』にしろ、CDの内容はすこぶる良いものの、豪華な箱物仕様に分厚い写真集を付けて価格設定を高くしているのではないかという疑問もあったし、本棚の場所を取るのが困るという問題もあったりで、今回は6枚組の購入はひとまず見送った。

それよりまず、内容が楽しめるかどうかという大きな問題もあり、今回はとりあえず2枚組のベストを買って聴いてみたのである。

内容は素晴らしい

さすがに黄金期のディランというべきか、ボツテイクであっても、聴き応え十分。
アレンジや歌い方、メロディなども、これまで聴き慣れたマスターテイクとはさまざまな相違があって聴いていて新鮮だし、なによりディランの声が素晴らしい
この頃のディランの声、歌いまわしは、理屈を超えた魅力があり、これをお馴染みの名曲とともに聴く喜びはまさに至福としか言いようがない。
もうこれだけで満ち足りた気分になってしまうのである。
曲順の配置も絶妙。
購入してから、もう何度も繰り返し聴き返しており、これを聴くことが日々の楽しみの一つとなっている。

4月の来日公演は良かったものの、意外と感動のなかった自分に『さすがにディランにも飽きてきたのかなぁ』という疑念を感じていたのだが、『カッティング・エッジ1965-1966』を聴いて、またもディラン・マジック?の手中に堕ちてしまった自分に一安心(笑)。
さすがにディランは奥が深い。

もうこうなったら6枚組もいくべきか…。

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マサヤ
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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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