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パリ2日目。
さすがに寒く、朝から雨や少量のみぞれが舞っていました。
今日は昼前に仕事場であるオペラ座への案内があり、それ以後は自由時間となりましたので、マドレーヌ寺院、シャンゼリゼ大通りに繰り出してみました。
今日は思いの他早くから目が覚め、早朝から近くをウロウロしていました。
カフェにも一人で入り、地下鉄にも少しだけですが、乗ってみました。
とにかく今日ほど歩いた日も珍しく、夕方ぐらいにはさすがにグロッギーになり、ホテルにいったん帰ってからは仮眠を取ってしまいました。
それにしても、パリの街は行き交う人々、街並み共に今まで観てきた映画のワンシーンのようであり、いまだにもう一つ実感が沸きません。
ド定番観光スポット、凱旋門にも当然行きました。
メルヴィル作品でも『影の軍隊』の冒頭のドイツ軍行進シーン、『リスボン特急』のラストなどでお馴染みの場所です。
そして、前回お約束したヴァンドーム広場の画像です。
写真がどうもまずくてすみません。
実はここではたくさん撮ったのですが、出来上がった写真はどれも実際のイメージとは違う感じでして、本当はこんなものではありません。
あくまで参考までにご覧下さい。
私の個人的な妄想かもしれませんが、この場に立ちますと、イヴ・モンタンの乗った車が音を立てて走ってくるような臨場感が今なおあるような気がします。
『仁義』で宝石強盗に入られたモーブッサン宝石店も健在です。
映画の頃とは入り口の雰囲気がガラっと変わってしまっています。
明日は夕方から仕事なので、早い時間にオルセー美術館に行こうかと思っていますが、これからも徐々にメルヴィル関連の場所を訪れたいと思っています。
無事パリに到着しました。
宿泊先のホテルにはなにかと不満はありますが、なにしろ立地が良く、まずまずといった感じです。
無線LANも有料ですが、こうして無事つながっています。
なんとか更新もできそうです。
今日は12時間以上のフライトで、しかもホテルに着いてからもいろいろバタバタし、パリの街を楽しむというわけにはいきませんでしたが、先ほど(こちらの夜10時頃)ホテルからほど近いヴァンドーム広場を散策してきました。
いやはや美しいです。
とともに、正しくあの『仁義』の世界、雰囲気そのままであることに感動です。
例えば、『仁義』で、宝石強盗に入る前に建物の屋上からアラン・ドロンとジャン・マリア・ヴォロンテがヴァンドーム広場を見渡すシーンや、宝石強盗が済んでイヴ・モンタンが全速力でヴァンドーム広場の宝石店の前まで車で乗りつけるシーンがありますが、現在のヴァンドーム広場もあれそのものなのです。
今日はまだ写真は撮っていませんが、そのうちこちらへもアップしたいと思います。
一応仕事で行くわけですが、帰国が4月1日と約2週間の出張となります。
パソコンは持って行きます。
ホテルが無線LANらしいので使えるようならこちらの更新も是非したいと思っていますが、通信環境によってはできない可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。
なにせパリは初めてですので、行きたいところはたくさんあるのですが、メルヴィルのお墓参りには絶対行きます!(場所はパンタン墓地とのこと)
他にも13区のジェンネルスタジオ跡地にも行ってきたいと思っています。
もちろん、モンマルトルなど、メルヴィル作品ゆかりの地にも足を伸ばすつもりですし、『サムライ』のメトロ散策も是非(笑)。
アラン・ドロン氏が出演しているマリニー・シアターの舞台も1回だけですが観に行きます。(チケット取得済み)
また、ホテルが幸いルーヴルやオルセーなどの目の前なので、それぞれ最低2回以上は行きたいと思っております。
では!
http://melville.nomaki.jp/biography.html#frenchboxoffice
結構意外な事実が分かって面白いかと思います。
例えば、『仁義』がメルヴィルにとっていかに飛びぬけたヒット作であるかがよく分かりますし、『恐るべき子供たち』や『サムライ』といった“有名どころ”が意外なほど当たっていなかったりとか、逆に『この手紙を読むときは』、『モラン神父』、『フェルショー家の長男』といった日本未公開作が結構動員していたりとか、なかなか興味深いですね。
とりわけ、海外でもDVD化されていない『フェルショー家の長男』が『いぬ』よりも動員数が多いというのには私も驚きました。
ただ、こうして見ますと、『影の軍隊』が当たらなかったのは、メルヴィル自身「自分の最良の作品だ」という自負を持っていただけに、実に腹立たしいことだったに違いありません。
当時公開されなかったアメリカでは、昨年二つの批評家協会賞を受賞してささやかながら“リベンジ”を果たしたわけですが、アカデミー賞などの大きな賞ではなく、“批評家協会賞”というところがいかにもメルヴィルらしいと言えるのかもしれません。
本編は元より、特典映像に興味津々です。
ルイ・ノゲイラの最新インタビューに加え、メルヴィル、ドロン、ナタリー・ドロン、カティ・ロジェ、フランソワ・ペリエの当時のインタビューが収録されています。
とりあえず、特典の内容が分かりやすいDVD Fantasiumのリンクを貼っておきますが、Amazonの方が安い可能性もあります。
http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=FOR33261&PHPSESSID=1a812e7b2a405e26c44b62dfe954e99a
ところで、私もこのDVDを所有しておりますので、本来でしたらHPの方で紹介したいのですが、残念ながらこのDVD、リージョン1なので、国内のDVDプレーヤーやパソコンでは観られないのです。
私もこれを解消しようと、某リージョンフリー化ソフトを購入したのですが、残念ながら私のパソコンには適合しませんでした。
いよいよリージョンフリーDVDプレーヤーそのものを購入しないとマズイかなぁーと思案中ですが、うちのビデオラックにキレイに収まるかどうか・・・。
『影の軍隊』のクライテリオン盤(これもリージョン1)の発売も5月に控えていますので、悩んでいます。
ブログを始めることにしました。
HPとはまたちょっと違った視点でメルヴィル作品の魅力をお伝えできれば、と考えています。
BBSとは違って、カテゴリーに関連記事を残しておけるのもいいですね。
レンタル先はHPと同じ忍者です。
トラックバックとコメントの機能はとりあえず使わないことにしました。
コメントはHPのBBSがありますし、トラックバックは使い方がよく分からないので混乱する恐れがありますので・・・。
見切り発車なのでどこまで続けられるか分かりませんが、HP共々これからもよろしくお願いします。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。