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このところ多忙を極めており、その感想についてはまた日を改めて書くつもりです。
現在、絶賛開催中の特集上映『コードネームはメルヴィル』。
その第2部、東京・日仏学院での上映も残すところあと19日のみ。
ところが、この私、恥ずかしながら日仏ではまだ一本も映画を観ていません。
これはもうファン失格と言われても仕方ありませんね。
理由はいろいろありますが(だいたいご想像の通りです…)、後にも先にも一度あるか否かの回顧上映を見逃してしまったことに変わりはないわけで、なんとも申し開きようがありません。
レポ等期待してこのブログを覗いて下さっている皆様には心よりお詫び申し上げます。
コメント欄に12月19日11時からドキュメンタリー『コードネームはメルヴィル』が急遽再映されるとの情報を得ましたが、これも確実に行けるという保障はありません。
ある意味、この作品は監督作品以上にレアでしょうから、なんとか駆けつけたいところですが…。
また、これもHPのBBSにいただいた情報ですが、12月19日19時よりスネークプレビュー!と題して『日本初の本格的なジャン=ピエール・メルヴィル特集を締めくくるにふさわしい作品を上映』するそうです。
一体何が飛び出すのでしょうか…?
なんとなく想像はできますが…(もしや今回の特集上映で上映されなかった作品?)
ちなみにこちらは入場無料。
私はこれにも行けそうもないので、もし行かれた方がいらっしゃいましたら、レポ等いただければ助かります。
さる11月22日に東京フィルメックス(会場:有楽町朝日ホール)で上映された『ギャング』(66)終了後、東京大学文学部の野崎歓准教授と市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターお二人による『メルヴィル映画の魅力』と題されたトークイベントがあり、私もお話を聞いてきました。
場所は小さい会議室みたいな所で、入場は無料だったせいか、イベントの会場は『ギャング』から流れてきたお客さんですぐに一杯に。
立ち見まで出ていました。
トークの内容はほとんどがフィルメックスのHPにも掲載されていますので、こちらを参照下さい。
ところで、お二人の話にたびたび出てくる『コードネームはメルヴィル』というドキュメンタリー映画ですが、今度日仏学院で上映されます。
日本語字幕付きですが、上映はこれ一回限り。
私は都合が悪いので行けません…またどこかでやってくれませんかねぇ…。
このブログでもたびたびお知らせしてまいりました、第10回東京フィルメックスと東京・日仏学院における特集上映『コードネームはメルヴィル』、本日フィルメックスにおいて、いよいよスタートいたしました。
私は、本日上映されました『モラン神父』、『ギャング』を観てまいりました。
まず、その映画の感想を書く前に、私が今回なにより一番驚いたのは、会場で『映画伝説 ジャン=ピエール・メルヴィル』(古山敏幸 著 フィルムアート社)なる新刊本が販売されていたことでした。
聞くところによれば、この本は11月26日に書店で発売される予定とのことで、今回フィルメックスの会場にて先行発売されていたのです。
もちろん、私は速攻で購入しました。
(出版元のフィルムアートの紹介ページへのリンク)
ところでメルヴィル本といえば、『サムライ』(ルイ・ノゲイラ著 井上真希訳 晶文社刊)がなんといっても我々ファンには馴染み深いわけですが、そちらはメルヴィル自身の言葉を記録した貴重なインタビュー集であり、今回の本は、メルヴィルその人、全ての監督作品について第三者によって詳細に論評されているのが大きな特徴です。
もちろん、国内でこのような本が発売されること自体驚きと言う他ありませんし、内容も実に興味深く、是非とも多くのファンの皆さんに目を通していただきたい素晴らしい内容の本だと思います。
かくいう私もまだ読み始めたばかりなのですが。
この本の内容についても、いずれHP、ブログにおいて紹介してゆきたいと考えております。
このブログでもたびたびお伝えしている、11~12月に東京フィルメックスと東京日仏学院の共催で開催される特集上映『コードネームはメルヴィル』。
東京日仏学院のサイトに日仏学院における上映情報の詳細がアップされましたのでお知らせします。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9256
以下、以前当ブログでもお伝えした上映スケジュールに新たに分かった字幕の情報等を追加。
期日:11月30日(月)~12月19日(土)
開場:それぞれの上映20分前
会場:東京日仏学院エスパス・イマージュ
会員:500円 一般:1000円(12月4日18:30~『海の沈黙』は入場無料)
11月30日(月)
18:00~『仁義』(英語字幕付) 上映後、ジャン=フランソワ・ロジェ(シネマテーク・フランセーズのプログラム・ディレクター、映画批評家)のレクチャーあり
12月4日(金)
13:45~『賭博師ボブ』(日本語字幕)
16:00~『いぬ』(英語字幕付)
18:30~『海の沈黙』(日本語字幕) 入場無料 上映後、スペシャル・ゲストによるトークショーを予定
12月5日(土)
11:00~『ある道化師の24時間』(日本語同時通訳付) 『マンハッタンの二人の男』(日本語字幕)
14:00~『恐るべき子供たち』(英語字幕付)
16:30~『賭博師ボブ』(日本語字幕)
12月11日(金)
14:00~『いぬ』(英語字幕付)
16:30~『リスボン特急』(英語字幕付)
19:00~『影の軍隊』(英語字幕付)
12月12日(土)
12:30~『恐るべき子供たち』(英語字幕付)
15:30~『ある道化師の24時間』(日本語同時通訳付) 『マンハッタンの二人の男』(日本語字幕)
18:00~『コードネームはメルヴィル』(監督:オリヴィエ・ボレール 2008年フランス製作によるメルヴィルに関するドキュメンタリー映画 76分 日本語字幕)
12月13日(日)
11:00~『影の軍隊』(英語字幕付)
14:30~『仁義』(英語字幕付)
17:30~『リスボン特急』(英語字幕付)
12月19日(土)
13:30~『モラン神父』(日本語字幕)
16:30~『この手紙を読むときは』(日本語字幕)
以上
なお、こちらのページによりますと、『海の沈黙』が来年2月13日より東京・岩波ホールにてロベール・ブレッソン監督『抵抗』と連続上映されるようです。(岩波ホールのHPにはまだ情報は出ていません)
どちらもレジスタンス映画の大傑作なので、これは楽しみな企画です。
第10回東京フィルメックスにおける特集上映『コードネームはメルヴィル』の上映スケジュールが決定した模様ですのでお知らせします。(10月3日0時時点ではまだ映画祭の公式サイトにアップされていません)
11月22日(日)10:50~『モラン神父』
11月22日(日)13:40~『ギャング』
11月29日(日)10:10~『この手紙を読むときは』
11月29日(日)13:00~『フェルショー家の長男』
会場はすべて有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)
各作品一回のみの上映ということでスケジュール調整に苦労しそうです(笑)。
なお、『モラン神父』と『この手紙を読むときは』は以前お知らせした通り東京・日仏学院にても12月19日に上映予定ですが、『ギャング』と『フェルショー家の長男』はフィルメックスのみでの上映となります。
特に『フェルショー家の長男』は今回が最初で最後?の日本上映になる可能性もありますので絶対に見逃せません。
また、チケット情報など分かり次第、このブログでもお知らせいたします。
第10回東京フィルメックスの公式サイトはこちら(詳しい情報はコンテンツの上映作品『コードネームはメルヴィル』の項を参照)
なお、第10回東京フィルメックスにおいては以下の4作品が上映されます。
◎『この手紙を読むときは』(53年、日本初上映)
◎『モラン神父』(61年、日本商業劇場初上映)
◎『フェルショー家の長男』(62年、日本初上映)
◎『ギャング』(66年)
(上映日時はいずれも未定)
言うまでもなく貴重な作品ばかりですが、『フェルショー家の長男』と『ギャング』は12月の東京日仏学院での上映予定に入っていないことから、ここでしか観られないというところががなんといってもポイントです。
もちろん、これが日本初上映となる『この手紙を読むときは』と、商業劇場で公開されるのは初めてとなる『モラン神父』の上映もそれに劣らぬ貴重な機会と言えるでしょう。
これで第10回東京フィルメックスと東京日仏学院において上映される作品の概要が一通り発表されましたが、一覧を見ますと『サムライ』(67)以外のメルヴィル作品が一挙に東京で上映されることになります。
メルヴィル作品のこのような大規模上映の機会はもちろん日本では初めてですが、これからもまずない、貴重な機会となるのではないでしょうか。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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