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00000911642L.jpg本日2月28日紀伊国屋書店よりロベール・ブレッソン監督の『抵抗―死刑囚は逃げた』のDVDが発売されます。
言うまでもなくブレッソン監督の傑作で、個人的にもブレッソン作品中で最も衝撃を受けた作品です。
あらゆるサスペンス映画の中でも最も迫真に満ちた作品の一つではないでしょうか。
以前書いたこの作品のレビュー

ただ、個人的に気になるのがこの邦題で、これではある種のネタバレではないかと思うのは私だけでしょうか。
脱走が本当に成功するのか否か、まさしく手に汗握る映画ですので、この邦題はちょっとないと思うのですが。
それとも、結末が分かっていても、この映画は内容が凄いのだから、問題ないという解釈なんでしょうかね。
実際、私の記憶に間違いがなければ、この作品は本邦公開時、『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』というタイトルで公開されたようです。
こちらのタイトルならば、ネタバレにはならないと思うのですが…。

ところで、Amazonでは発売前だと大抵の場合、割引率が高いので私もよく利用しますが、特にこのDVDのような価格が高めのもの(税込5040円)などは助かります。
このDVDも発売前はずっと26%オフでしたので、予約注文するつもりでしたが、ずっと延び延びになり、昨日ようやく予約、なんとか26%オフには間に合いました。

以前この作品を観た時はレンタルビデオでしたので、画質もどうなっているか気になりますし、とにかく、あの凄みのある大傑作をDVDで観られるというだけでも楽しみです。

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原題
Amazonから注文していたDVDが届きました。
DVDの解説によりますと、原題は『死刑囚は逃げた、あるいは、風は己の望む所に吹く』とのことです。
つまり、DVDのタイトル(邦題)は原題の意を汲んだものと取れますから、これはこれで説得力のある処置と言ってよいでしょう。
個人的には未だ納得しかねる思いも残りますが…。
マサヤ@管理人 URL 2009/03/02_Mon_00:17:30 編集
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男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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