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アラン・コルノー監督の『真夜中の刑事』を国内盤DVDで観た感想。
『POLICE PYTHON 357』(76年)
監督:アラン・コルノー
脚本:アラン・コルノー、ダニエル・ブーランジェ
撮影:エチエンヌ・ベッケル
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:イヴ・モンタン、フランソワ・ペリエ、シモーヌ・シニョレ、ステファニア・サンドレッリ、マチュー・カリエール
再見。
以前このブログにこの映画の記事を書いていますが(リンク)、今回はその後発売された国内盤DVDを改めて観た感想です。
とはいえ、以前書いた感想とほとんど印象は変わりません(笑)。
が、今回観直してみて、改めて面白い映画だという印象を持ちました。
もしかしたら、前回よりも面白く感じたかもしれません。
特に殺人事件が起きた後の中盤の展開が見ごたえありましたね。
イヴ・モンタン、シモーヌ・シニョレ、フランソワ・ペリエの3人の演技力、存在感はさすがです。
特に、シニョレとペリエの二人の会話のシーンはどこも印象的でした。
また、ステファニア・サンドレッリも以前見た時より魅力的に見えました。
それと、今回観直してみて思ったのですが、不思議とメルヴィルの『サムライ』(67)を彷彿とさせるシーンがいくつかありました。
例えば、フランソワ・ペリエが鏡の前で帽子を被り直すシーン、殺しの証拠を川に投げ捨てるシーン、そして、一人の女性を巡る二人の男が女のマンションでニアミスするシーン・・・などです。
『サムライ』で警視役だったペリエがそれらのシーンすべてに絡んでいるのが面白いところですね(笑)。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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